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ネブトクワガタ
小さくて見落としてしまいそうなクワガタです。
南方系の虫らしくて東北より北では生息していないようです。
関東方面より北では採集することが大変難しく点在しているようです。
私の住んでいる愛知県は結構生息していて名古屋市内でも所々で採集できます。
一見顎が小さい為カッコイイと思えないのですが25ミリぐらいから大歯型になり小さいながら迫力が出てきます。
一年中材割採集で幼虫や成虫が採集できますが10月から5月が材割採集のシーズンになります。
このクワガタは余り大きく移動をしないクワガタなので地域で結構顎の形が違ってきます。
特に離島では亜種になるぐらいの差が出てきてこれから亜種として確立されていくものも多いと思います。
幼虫はこのように土食いの形をしています。
お尻が大きくなっています。
生息している所は松の赤腐れや倒木の皮の間の黒腐れ部分に好んで生息しています。
稀に、コクワガタ等の食痕の後に入り込んで大きく育っている幼虫も見られますがこういった幼虫は30oを越える成虫になることがあり、これから飼育していく上で参考になります。
左の写真は採集地のマットをそのままバケツに入れて持ちかえる時の物でここに写っている幼虫の大きいものは2gを超えているものも居ます。
これらの幼虫は20台後半位に羽化していきます。
この写真は、採集直後のもので成虫も幼虫も一緒に写っています。
手前の成虫で23oでした。
この日は3gUPの幼虫が2頭採集できましたが後日死んでしまいました。
ネブトクワガタは竹林の中に有る松の赤腐れに良く生息しているので探してみるのも良いでしょう。
只、生息場所から全て持ちかえると言う事はせずに次の世代が残るように
半分ぐらいは残してくると来年もその次も採集できます。
良い材に当たると何百も出てくるときがありますが必要な分だけ持ちかえるようにしていきたいですね。
繭状に作られたネブトクワガタの踊室
こんな形の踊室を作って羽化するまですごします。
少し揺すってころころと音がしている時はまだ蛹です。
そのままそっとしておきましょう。
音がしなくなったら羽化をしています。
少し日にちを置いてからそっと割出して見ましょう。
どんなサイズになってるか楽しみな時ですね。

ネブトクワガタの人工踊室
プロ?の丸秘テクニックです。
踊室を壊してしまった時ゼリーの空きカップを利用して人工踊室を作ります
ティッシュで大きさを調整してあげると羽化不全がなくなります。
これは本当にお勧めですよ。
下手な人工踊室なんか目じゃありません!
ネブトクワガタの割り出し風景
あまり大きくは無いですが
大歯型がちらほら出てきました
まあまあの結果です。
アマミネブトクワガタ中型の♂
27o
ネブトクワガタの小型

幼虫が2g以上有れば20台中盤から上のサイズになります。
3g有れば30o以上の個体が出てきます。
飼育マットで大きさがかなり違いが出来ます。
良いマットを作ることができれば産卵や飼育はそれほど難しくないですが
マットを作る事がなかなか経験者でも苦労します。
自然界の住んでいる所のマットを使う方が無難に飼育できるかもしれませんが大きさは余り期待できないかもしれません。
単独飼育をすればそれなりに(20台後半)大きくは育ちます。
スズメバチは、ネブト採集していると良く出てきます。
寒い時期は動けませんのでそのまま埋め戻して置きましょう。
殺してしまう人も居ますが無駄な殺生は謹みたいです。
ムカデも良く出てきますが逆にムカデが出てこない材からはネブトは出てきませんどんな関係があるのか判りませんがネブトが出てくる材からは本当に良くムカデが出てきます。
ネブトクワガタの食性について 成虫は羽化してから直ぐに羽化した場所で交尾相手を探し
そのままそこで産卵をします。
その後産卵を終えた物が樹液や灯火に集まります。
そこで採集されたネブトは産卵セットをしてもなかなか産卵をしません。
やはり、ブリードをしたいのであれば越冬成虫か羽化したばかりの成虫を
手に入れなければ出来ません。
ネブトクワガタはメロンが大好きだと言う事をイザナギさんが見つけてくれたので今シーズンはメロントラップをしかけたいと思っています。

幼虫は採集した所のマットを使うのが一番部なんでしょう。
しかしなかなか手に入れる事は難しいので、自分で作成します。
採集に行ける人は採集場所にヒントがありますができない人の為に
作り方の基本を書いておきます。
@マット飼育をした幼虫を入れ替えた時に出るマットを用意します。
Aマットを乾燥させてマットバエを駆除していきます。
B乾燥したマットをミキサーで細かく砕きます。
C無添加発酵させたマットも同じように用意してミキサーで粉砕します。
Dマットを2:1ぐらいの割合で混ぜて加水し1ヶ月ほど寝かせます。

基本はこんな所ですが自分でいろいろ工夫して30oUPのネブトが出た
時は感動します。
採集していると良く他のクワガタの食痕に入っているネブトの幼虫を見かけます。
そう言った幼虫は結構大きな幼虫が多いのでその辺が飼育する上での参考になると思います。